不定詞の受動態
「to be + 過去分詞」、「to have been + 過去分詞 」で表現する。
・I am happy to be asked such a question.
(私は、あのような質問をされて、うれしかった。)
・You are so lucky to have been loved by your daughter.
(娘にずっと愛されるなんて、とても幸運だね。)
能動不定詞と受動不定詞の意味について
①I have the letter to answer.
(私は、返事をするべき手紙がある。)
②I want the letter to be sent.
(私は、この手紙を送ってもらいたい。)
①の文は、主語の「I」に対して意味上の主語として表現をしている。
②の文は、「the letter」に対して「送られる」として表現するため、「the letter」が主体的に行動を起こすわけではないことから、「受動不定詞」で表現する。
①「there 構文」
・There is nothing to do today.
・There is nothing to be done today.
(今日は、何もすることがない。)
②一般的な人を不定詞の前において表現する場合
・People is too difficult to answer the question.
・People is too difficult to be answered the question.
(その質問に答えることは難しいすぎる。)
不定詞の進行形について
不定詞の進行形は「to be + ~ing」で表現をする。
完了形の不定詞の場合は、「to have been + ~ing」で表現する。
・The economy in this developing country seems to be growing.
(この発展途上国の経済は、成長しているようだ。)
・He seems to have been working for a long hours.
(彼は長時間働いているようだ。)
不定詞の基礎・基本①「to不定詞と原形不定詞」について
動詞の他に名詞や形容詞などの働きもし、主語の人称や数によって変化する動詞のことを「準動詞」といい、「不定詞、分詞、動名詞」の3種類がある。
不定詞には「to不定詞」と「原形不定詞」の2種類がある。
「to不定詞」について
「to不定詞」とは、「to+動詞の原形」の形をとるものであり、文中で「名詞」・「形容詞」・「副詞」の役割を果たす。
それぞれの用法を「名詞的用法」・「形容詞的用法」・「副詞的用法」と表現することが多い。
・I want to drink something.
(何か飲み物が欲しい。)「飲むことがしたい」
・To speak English is difficult.
(英語を話すことは難しい。)
・It is important to tell the truth.
(真実を話すことは大切である。)
・I want something hot to eat.
(私は、何か暖かい食べ物が欲しい。)「食べるための何か暖かいもの」
・I have a big game to be a champion.
(私は、優勝するための大きな試合がある。)
・I bought the book to write a letter.
(私は、手紙を書くためにその本を買いました。)
・To speak Einglish, I have to practice more and more.
(英語を話すために、私はより多くの練習をしなければならない。)
それぞれの用法は正式には、「名詞」・「形容詞」・「副詞」の内どの役割をするかによって分類をするのだが、<to+動詞の原形>が「~すること」・「~するための」・「~するために」のうちどの訳をすると当てはまるかによって分離することで、大方の分類ができる。
不定詞の基礎・基本①「to不定詞と原形不定詞」について | てばっち教育研究所 (tebatch.com): 【5分で確認】【不定詞:文法】不定詞の受動態と進行形について確認しよう!不定詞の基礎・基本②「不定詞の否定・副詞の位置」
不定詞を否定する場合は、「to不定詞」の前に「not」を用いることで表現する「not to + 動詞の原形」
原形不定詞の場合も同様に「原形不定詞」の前に「not」を用いることで表現する「not 原形不定詞」
・I try not to sleep tonight.
(今夜は寝ないようにしてみます。)
・I cannot swim in the sea.
(私は、海で泳ぐことができません。)
・My mother made me not play the video game.
(私の母は、テレビをさせないようにした。)
「~しないように」と表現する場合は「not to + 動詞の原形」を用いるのではなく「in order not to + 動詞の原形」で表現する場合が多い。
・In order not to fail the test, we must study hard.
(テストで落第しないように、私たちは一生懸命に勉強をしなければならない。)
・Be careful not to fall.
(落ちないように気を付けて。)
※「be careful」や「take care」など相手に気を使う場合は、「not to + 動詞の原形」で表現することがある。
不定詞を修飾する副詞の位置について
一般的には、不定詞を修飾する場合は「不定詞の前後」に副詞をおく。
・He began sooner to be a doctor.
(彼は、より早く医者になりたかった。)
・I let you know corectly the answer.
(私は、答えを正確にあなたに知らせた。)
副詞が「toと動詞の原形」との間に挿入される表現があるが、「副詞で表現している箇所がわかりにくい」とされている。
・I try to really understand what you say.
(私は、あなたが言うことを本当に理解しようとしている。)