過去の習慣を表現する「would」と「used to」との大きな違いは、
状態について「used to」を用いて表現することができるが、「would」を用いて表現することができない点である。
※例外として、過去の時期がはっきりしている場合は、「would」を用いて表現できる。
①状態について表現する。
(〇)I used to live there.
(✕)I would live there.
(私はかつてそこに住んでいた。)
(〇)When I was a child, I would live there.
(私が子供だった時、そこに住んだりしていた。)
「would」を用いて過去の状態を表現する場合には、「住んだりしていた。」のように「~したりしていた。」といった表現になることを意識して使用する場面がある。
<確認>
助動詞「would」の用法について
「would」は、時制の一致「will」の過去形になる以外にも他に用法がある。
助動詞の過去の共通点である「仮定法」の用法がある。
①過去の習慣 「よく~したものだ。」
「used to ~ 」 と似ているが、「would」は過去のことに限定しておらず、仮定法の場合がある。文脈上において、過去の話であることが明白ではない場合には、過去の時を示す副詞語句を挿入するほうがいい。また、「used to ~」と異なり、「would」には特に現在と比較する要素がない。
「be動詞」と共に用いられるとき以外には「状態」を示す場合に限られている。