助動詞「will」の用法について①

「will」は、未来を表現する用法として「~だろう。」との認識が強い。

名詞の意味は「意思、意図、意欲」である。

①話し手の意図・意思

・I will go there now.

(今から、そこに行くよ。)

・I‘ll take it.

(私は、これに決めた。)

※あらかじめ考えていたことではなく、その場で生じた意思を表現する。

②依頼・勧誘・命令

Will you help me with this homework?(依頼)

(この宿題を手伝ってくれませんか。)

Won’t you come with me?(勧誘)

(いっしょに来てくれませんか。)

Will you keep in your mind.(命令)

(心にとめておいてくれ。)

③条件節の主語の意志として

・ If you will go to school, I’ll buy the video game.

(学校に行くのなら、ゲームを買ってあげるよ。)

<復習>

助動詞「will」の基本的な考え方(心にある意志や決意)

助動詞の「will」を習熟するとき

未来を表す表現として紹介されることが多い。

当時中学生だった私は「未来形」として紹介された。

そしてbe going to = will として習った記憶があるものの

このことについては

「今の瞬間(過去からの流れに沿って)未来に向かって進んでいると表現することができる。」として違いを紹介した。

be going to は現在進行形⁉ | てばっち教育研究所 (tebatch.com): 助動詞「will」の用法について①

さて、「will」のイメージは心にある意志や決意」である

<確認>

「 used to~ 」(~したものだった。)について

否定文と疑問文では「did」使用して表現する。過去の習慣を表現するには「would」も同様にして表現されるが、「現在と対比をする」という特徴を持っている。

「be used to~」(~に慣れている。)の表現と混同してしまうことが多いので注意が必要である。

①過去の習慣 「~したものだった」

・I used to spend here all day when I was young.

(若いころはここで一日中過ごしたものだった。)

・Did you use to memorize all vocablaries?

(すべての単語をかつて暗記していたのですか?)

・The animals in this area didn’t use to eat enough food.

(この地域の動物は、かつて十分な食事をとることができなかった。)

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