shouldの基本を知ろう
「should」は英語の助動詞で、様々な意味合いで使われますが、主に助言、義務、提案、推量などを表します。
1. 助言・提案 (Advice/Suggestion)
最も一般的な使い方で、「~すべきだ」「~した方がよい」という助言や提案をするときに使います。
- You should study harder. (もっと一生懸命勉強すべきだよ。)
- We should leave now. (もう出発した方がいい。)
- What should I do? (どうすればいいですか? / 何をすべきですか?)
2. 義務・当然のこと (Obligation/Expectation)
「~すべきである」「~のはずだ」という、あるべき状態や当然の義務を表します。「must」よりも強制力は弱いです。
- You should follow the rules. (あなたは規則に従うべきだ。)
- Students should be polite. (学生は礼儀正しくあるべきだ。)
- The package should arrive tomorrow. (荷物は明日届くはずだ。)
3. 控えめな推量・可能性 (Mild Probability/Likelihood)
「~するはずだ」「~だろう」という、確信度は高くないものの、ある程度の根拠に基づいた推量を表します。
- He should be home by now. (彼は今頃家に着いているはずだ。)
- It should be easy to fix. (それは簡単に直せるはずだ。)
4. 驚き・意外 (Surprise/Unexpectedness)
滅多にありませんが、特定の文脈で「~するなんて」という驚きや意外な気持ちを表すことがあります。
- Why should I apologize? (なぜ私が謝らなければならないんだ?)
- It’s strange that he should say such a thing. (彼がそんなことを言うなんて奇妙だ。)
5. 仮定法 (Subjunctive – フォーマルな場面)
フォーマルな文書や仮定法において、「万が一~ならば」という条件を表すことがあります。
- If you should have any questions, please feel free to ask. (万が一ご質問がありましたら、お気軽にお尋ねください。)
- Should you require further assistance, please contact us. (もしさらなる支援が必要でしたら、ご連絡ください。)
- (”If you should” を倒置して “Should you” とすることもあります。)
まとめ
「should」は非常に柔軟な助動詞であり、文脈によって意味合いが変わります。特に**助言や義務を表す「~すべきだ」**が最も一般的で、日常会話で頻繁に使われます。
「must」と「should」の使い分けに迷うことがありますが、must は「~しなければならない(義務・強制力が強い)」、**should は「~すべきだ(助言・推奨、強制力は弱い)」**と考えると分かりやすいでしょう。
shouldの類似表現を確認しよう
「should」は英語の助動詞で、様々な意味合いで使われますが、主に助言、義務、提案、推量などを表します。
1. 助言・提案 (Advice/Suggestion)
最も一般的な使い方で、「~すべきだ」「~した方がよい」という助言や提案をするときに使います。
- You should study harder. (もっと一生懸命勉強すべきだよ。)
- We should leave now. (もう出発した方がいい。)
- What should I do? (どうすればいいですか? / 何をすべきですか?)
2. 義務・当然のこと (Obligation/Expectation)
「~すべきである」「~のはずだ」という、あるべき状態や当然の義務を表します。「must」よりも強制力は弱いです。
- You should follow the rules. (あなたは規則に従うべきだ。)
- Students should be polite. (学生は礼儀正しくあるべきだ。)
- The package should arrive tomorrow. (荷物は明日届くはずだ。)
3. 控えめな推量・可能性 (Mild Probability/Likelihood)
「~するはずだ」「~だろう」という、確信度は高くないものの、ある程度の根拠に基づいた推量を表します。
- He should be home by now. (彼は今頃家に着いているはずだ。)
- It should be easy to fix. (それは簡単に直せるはずだ。)
4. 驚き・意外 (Surprise/Unexpectedness)
滅多にありませんが、特定の文脈で「~するなんて」という驚きや意外な気持ちを表すことがあります。
- Why should I apologize? (なぜ私が謝らなければならないんだ?)
- It’s strange that he should say such a thing. (彼がそんなことを言うなんて奇妙だ。)
5. 仮定法 (Subjunctive – フォーマルな場面)
フォーマルな文書や仮定法において、「万が一~ならば」という条件を表すことがあります。
- If you should have any questions, please feel free to ask. (万が一ご質問がありましたら、お気軽にお尋ねください。)
- Should you require further assistance, please contact us. (もしさらなる支援が必要でしたら、ご連絡ください。)
- (”If you should” を倒置して “Should you” とすることもあります。)
まとめ
「should」は非常に柔軟な助動詞であり、文脈によって意味合いが変わります。特に**助言や義務を表す「~すべきだ」**が最も一般的で、日常会話で頻繁に使われます。
「must」と「should」の使い分けに迷うことがありますが、must は「~しなければならない(義務・強制力が強い)」、**should は「~すべきだ(助言・推奨、強制力は弱い)」**と考えると分かりやすいでしょう。
shouldの慣用表現を確認しよう
「should」も「shall」と同様に、特定の慣用表現や決まった言い回しがいくつかあります。主にフォーマルな文脈や、特定のニュアンスを強調する際に使われます。

1. If you should… / Should you… (万が一〜ならば)
これは仮定法の表現で、**「万が一~するようなことがあれば」「ひょっとして~ならば」**という、起こる可能性が低い仮定や、控えめな条件を表す際に使われます。非常にフォーマルな響きがあります。
- If you should have any questions, please don’t hesitate to ask. (万が一何かご質問がありましたら、遠慮なくお尋ねください。)
- Should you require further assistance, please contact our support team. (もしさらなる支援が必要な場合は、弊社のサポートチームにご連絡ください。)
- (“If you should” を倒置して “Should you” とすると、よりフォーマルになります。)
2. Why should…? / How should…? (一体なぜ〜すべきなのか? / どうして〜できるだろうか?)
疑問詞に続く「should」は、驚き、不満、あるいは強い否定の気持ちを表すことがあります。通常、話し手がその行動や状況に同意できない、あるいは理解できないというニュアンスを含みます。
- Why should I apologize when it wasn’t my fault? (私のせいでもないのに、一体なぜ私が謝らなければならないんだ?)
- How should I know? (私が知るわけないだろう? / 私に分かるはずがない。)
3. I should think (so/not) (〜だと思います/思わない)
**「私はそう思う(思わない)だろうな」**という、やや控えめな推量や意見を表す表現です。直接的な「I think so」よりも少し丁寧で、確信度が低いニュアンスがあります。
- “Is he coming to the party?” “I should think so.” (「彼はパーティーに来るの?」「そうだと思いますよ。」)
- I should think not. (そうは思わないですね。/ それはないでしょうね。)
4. You should have + 過去分詞 (〜すべきだったのに)
これは非常に重要な慣用表現で、過去の行動に対する後悔、非難、あるいはアドバイスを表します。実際にはその行動が行われなかったことを示唆します。
- You should have told me earlier. (もっと早く私に言うべきだったのに。)
- I should have studied harder for the exam. (試験のためにもっと一生懸命勉強すべきだった。)
5. It is (essential/important/vital) that S should do…
(Sが〜すべきであることは(不可欠だ/重要だ/極めて重要だ))
感情や判断を表す形容詞(essential, important, vital, necessary, advisableなど)に続くthat節の中で、「~すべきである」という義務や必要性を示す際に should が使われることがあります。この場合、shouldは省略されることもあります(特にアメリカ英語で)。
- It is important that he should understand the risks. (彼がそのリスクを理解することが重要だ。)
- It’s advisable that you should consult a doctor. (医者に相談することが望ましい。)
これらの慣用表現は、「should」が単なる助言だけでなく、文脈によって多様なニュアンスを持つことを示しています。特に「You should have + 過去分詞」は日常会話でも頻繁に使われるため、覚えておくと便利ですよ。
shouldを深く知ろう
現在の英語において「shall」はあまり使われず、時制の一致によって「shall」が「should」に変化することは少ないが、特別な意味として「should」を用いて表現することがある。

①義務や当然
・ You should call the police as soon as possible.
(できるだけ早く警察を呼ぶべきである。)
・You sholdn’t beliave what I say.
(私の言うことを信じるべきではない。)
・You should have told the truth.
(真実を話すべきだったのに。[しなかったのね])
②推量・当然 「仮定法的用法」
・You should be a genius unless you play shoccer.
(サッカーをしなければ、当然天才になっていたはずだ。)
・ Ten days has passed, so they should have made friends.
(10日もたったのだから彼らに友達でもできたはずである。)
・The job should have finished, but it didn’t.
(仕事が終わるはずだったのに、終わらなかった。)
<確認>
「ought to」って何⁉
「ought to~」は、「義務」や「推量」について表現をする。
過去形はなく、現在形だけで、現在や過去のことも表現することができる。
(肯定文)You ought to spend here all day.
(あなたは、終日ここで過ごすべきである。)
(否定文)You ought not to spend here all day.
(あなたは、終日ここで過ごすべきではない。)
→ I don’t think you ought to spend here all day.
のように表現することが多い。
(疑問文)Do you think that you ought to spend here all day? と表現することが多い。
「should」に関する練習問題

英文和訳 (English to Japanese)
指示: 以下の英文を日本語に訳しなさい。
- You should get more sleep.
- Students should always respect their teachers.
- The package should arrive by Friday.
- Why should I apologize for something I didn’t do?
- If you should find my keys, please call me.
- I should have studied harder for the exam.
- It’s natural that he should feel upset.
- We should consider all options before making a decision.
- I should think he’s old enough to make his own decisions.
- He should be at home now, as his car is in the driveway.
和文英訳 (Japanese to English)
指示: 以下の日本語を英文に訳しなさい。
- もっと野菜を食べるべきだ。
- 彼らは約束を守るべきだ。
- 彼女は今頃、駅に着いているはずだ。
- なぜ私がそんなことをしなければならないのですか?
- 万が一、何か問題があれば、私に知らせてください。
- もっと早く出発すべきだったのに。(実際はしなかった)
- 彼がそんなことを言うなんて奇妙だ。
- 私たちは、より環境に優しい生活を送ることを検討すべきだ。
- 彼はもうすぐ来ると思いますよ。
- 彼女は今頃、仕事を終えているはずだ。
解答例
英文和訳の解答例
- もっと睡眠をとるべきだ。
- 生徒は常に先生を尊敬すべきだ。
- その荷物は金曜日までに届くはずだ。
- 私がしていないことについて、なぜ私が謝らなければならないのですか?
- 万が一私の鍵を見つけたら、電話してください。
- 試験のためにもっと一生懸命勉強すべきだったのに。
- 彼が動揺するのは当然だ。
- 私たちは決断を下す前に、全ての選択肢を検討すべきだ。
- 彼はもう自分で決断できる年齢だと思いますよ。
- 車が私道にあるので、彼は今頃家にいるはずだ。
和文英訳の解答例
- You should eat more vegetables.
- They should keep their promises.
- She should be at the station by now.
- Why should I do such a thing?
- Should you have any problems, please let me know. / If you should have any problems, please let me know.
- We should have left earlier.
- It’s strange that he should say such a thing.
- We should consider living a greener life.
- I should think he’ll be here soon.
- She should have finished work by now.