【単語:楽器】楽器を使ったことわざもあるの⁉様々な楽器の名前や特徴・起源/代表的な使用音楽ジャンルに親しもう!

楽器の名前一覧

楽器一覧表

カテゴリー楽器名 (英語)楽器名 (日本語)略記号特徴
弦楽器弦を振動させて音を出す楽器
Guitarギター最も一般的な弦楽器の一つ
Acoustic Guitarアコースティックギター生音で演奏するギター
Electric Guitarエレキギター電気的に音を増幅するギター
Bass (Guitar)ベース(ギター)低音域を担当するギター
Double Bass / Contrabassウッドベース/コントラバスDb.弦楽器の中で最も低い音域を担当
ViolinヴァイオリンVn.オーケストラや室内楽で重要な役割
ViolaヴィオラVa.ヴァイオリンより少し大きく、低い音域
CelloチェロVc.低音域を担当する擦弦楽器、豊かな響き
Harpハープ多くの弦を持つ大型の楽器
Luteリュート中世・ルネサンス期に用いられた撥弦楽器
Mandolinマンドリン短いネックと複弦を持つ撥弦楽器
Banjoバンジョーアメリカのフォークなどで使われる
Ukuleleウクレレハワイアン音楽でよく知られる小型のギター
Sitarシタールインドの伝統的な撥弦楽器、共鳴弦が多い
Biwa琵琶日本の伝統的な撥弦楽器、雅楽や語り物で使用
Koto箏(こと)日本の伝統的な箏、13弦を持つものが一般的
Shamisen三味線日本の伝統的な撥弦楽器、長棹と胴を持つ
Kokyu胡弓日本の擦弦楽器、三味線よりも小型
Zitherツィターオーストリアやドイツの民俗音楽などで使われる
木管楽器主に木で作られた管に息を吹き込んで音を出す楽器 (材質が木とは限らない)
FluteフルートFl.横笛、澄んだ音色
PiccoloピッコロPicc.フルートより一オクターブ高い
OboeオーボエOb.美しい音色を持つダブルリード楽器
ClarinetクラリネットCl.幅広い音域を持つシングルリード楽器
BassoonファゴットFg./Bon.低音域を担当するダブルリード楽器
SaxophoneサクソフォーンSax.ジャズやポピュラー音楽でよく使用される (ソプラノ、アルト、テナー、バリトンなど種類がある)
English Hornイングリッシュホルンオーボエより低い音域、哀愁を帯びた音色
Oboe d’amoreオーボエダモーレオーボエとイングリッシュホルンの中間の音域
RecorderリコーダーRec./Bk.Fl.初心者向けの楽器
Quenaケーナ南米アンデス地方の民族楽器、縦笛
Shakuhachi尺八日本の伝統的な縦笛、独特の音色
Pan Fluteパンフルート複数の長さの異なる管を並べた楽器
Ocarinaオカリナ土などで作られた丸い形をした笛
Bagpipesバグパイプスコットランドの民族楽器、バグと呼ばれる袋に空気を送り込む
Hichiriki篳篥(ひちりき)日本の雅楽で使われる管楽器
金管楽器金属でできた管に息を吹き込んで音を出す楽器
TrumpetトランペットTp./Trp.高音域を担当
TromboneトロンボーンTb./Trb.スライドを使って音程を変える
Horn / French Hornホルン/フレンチホルンHr.丸い形状が特徴
TubaチューバTub.金管楽器の中で最も低い音域
Euphoniumユーフォニアム中低音域を担当
Sousaphoneスーザフォンマーチングバンドなどで使用されるチューバの一種
Cornetコルネットトランペットに似た音色
Flugelhornフリューゲルホルントランペットに似た音色、ジャズなどで使用
打楽器叩いたり、振ったりして音を出す楽器
Drums (Drum Set)ドラム(ドラムセット)様々な種類の太鼓やシンバルなどで構成
Timpaniティンパニオーケストラで使用される大型の太鼓
Cymbalsシンバル薄い金属板
Triangleトライアングル金属製の三角形
Xylophone木琴(シロフォン)木の音板
Marimbaマリンバ木琴の一種、音板の下に共鳴管
Glockenspiel鉄琴金属製の音板
Castanetsカスタネット木片を打ち合わせる
Bongoボンゴキューバ発祥の小型の太鼓
Congaコンガキューバ発祥の細長い太鼓
Tambourineタンバリン縁に金属製のジングル
Cajonカホンペルー発祥の箱型の打楽器
Wind Chimeウィンドチャイム風によって音が鳴る
鍵盤楽器鍵盤を押して音を出す楽器
Pianoピアノ鍵盤を押すとハンマーが弦を叩く
Organオルガンパイプに空気を送り込む
Harpsichordチェンバロ

楽器の種類、英語名、特徴、起源、代表的な使用音楽ジャンルをまとめたものです。

楽器の種類(日本語)楽器の種類(英語)特徴起源代表的な使用音楽ジャンル
弦楽器String instruments弦を振動させて音を出す中世ヨーロッパクラシック、ジャズ、ポップス、ロックなど
ヴァイオリンViolin高音域、オーケストラの核中世ヨーロッパクラシック、ジャズ、ポップス
ビオラViola中低音域ヴァイオリンとほぼ同時期クラシック、室内楽
チェロCello低音域ヴァイオリンより少し遅れて誕生クラシック、室内楽
コントラバスDouble bass重低音域16世紀頃クラシック、ジャズ、ロックなど
ギターGuitar弦を指で弾く、様々な種類がある中世ヨーロッパのリュートが起源フォーク、ロック、ポップス、クラシックなど
ベースギターBass guitarギターの一種で、低音域を担当ギターの発展ロック、ポップス、ジャズなど
ハープHarp三角形の枠に弦を張った楽器古代文明クラシック、ケルト音楽など
ウクレレUkuleleハワイ生まれの小さなギター19世紀ハワイハワイアン、ポップスなど
木管楽器Woodwind instruments木製の管体にリードやマウスピースを付けて演奏古代エジプトなどクラシック、ジャズ、ポップス
フルートFlute澄んだ音色古代エジプトクラシック、ジャズ、ポップス
ピッコロPiccoloフルートより小さく高い音18世紀クラシック、オーケストラ
オーボエOboe独特な甘く柔らかい音色17世紀フランスクラシック、オペラ
クラリネットClarinet音域が広く、様々な音楽に対応できる18世紀ドイツクラシック、ジャズ、ポップス
サクソフォンSaxophone19世紀に発明された比較的新しい楽器19世紀ベルギージャズ、ロック、ポップス
ファゴットBassoon木管楽器の中で最も低音域を担当16世紀イタリアクラシック、オペラ
金管楽器Brass instruments金属製の管体にマウスピースを付けて演奏古代ローマなどクラシック、ジャズ、ポップス
トランペットTrumpet高音域、華やかな音色古代ローマクラシック、ジャズ、ポップス
コルネットCornetトランペットに似ているが、音が少し柔らかい19世紀軍楽隊、マーチングバンド
トロンボーンTromboneスライドを動かすことで音高を変化させる15世紀頃クラシック、ジャズ、ビッグバンド
ユーフォニアムEuphoniumチューバより小さく、中低音域を担当19世紀吹奏楽、マーチングバンド
チューバTuba金管楽器の中で最も大きく、重低音域を担当19世紀吹奏楽、マーチングバンド
打楽器Percussion instruments様々な素材を叩いて音を出す古代から様々なジャンル
ドラムセットDrum set複数の打楽器を組み合わせて演奏19世紀アメリカロック、ポップス、ジャズなど
ピアノPiano鍵盤を叩いて弦を振動させる18世紀イタリアクラシック、ジャズ、ポップスなど
マリンバMarimba木琴の一種で、大きな共鳴管が付いている19世紀バンド、オーケストラ
ヴィブラフォンVibraphoneマリンバに似ているが、振動板の下に共鳴管とモーターが付いている20世紀ジャズ、ポップス
ティンパニTimpani大きな銅製の胴に羊皮の膜を張った打楽器古代からオーケストラ、バンド
その他Others
民族楽器Ethnic instruments各国の伝統的な音楽で使われる楽器各地各地の伝統音楽
電子楽器Electronic instruments電気信号を使って音を出す楽器20世紀様々なジャンル
シンセサイザーSynthesizer様々な音色を作り出すことができる電子楽器20世紀様々なジャンル

日本の伝統楽器一覧(英語併記)

楽器名(日本語)楽器名(英語)特徴歴史代表的な曲・ジャンル
箏(こと)Koto13本の弦を爪で弾き、雅やかな旋律を奏でる古くは雅楽で使われ、箏曲として発展春の海、さくら
三味線(しゃみせん)Shamisen3本の弦を撥で弾き、様々なジャンルの音楽で活躍琵琶が発展し、江戸時代に現在の形に長唄、義太夫、津軽三味線
琵琶(びわ)Biwa4本の弦を爪で弾き、歴史物語などを語りながら演奏中国から伝わり、日本独自の楽器として発展平家琵琶、薩摩琵琶
尺八(しゃくはち)Shakuhachi1本の管を吹き、独特な深みのある音色を出す中国の笛が起源とされ、禅宗の僧侶たちによって日本に伝えられた鶴の巣篭もり
篠笛(しのぶえ)Shinobue竹製の笛で、日本の伝統芸能や現代音楽で広く使われる古くから日本に存在し、様々な形や大きさがある民謡、新舞踊
太鼓(たいこ)Taiko日本の伝統的な打楽器。神楽や祭などで使われる古代から神楽、祭
鼓(つづみ)Tsudumi神楽や能で使われる、胴が丸い太鼓古代から神楽、能
笛(ふえ)Fue篠笛以外にも、龍笛や篳篥など様々な種類の笛がある古代から雅楽、神楽
箏の仲間Koto family生田流箏、山田流箏など、流派によって演奏方法が異なる江戸時代以降箏曲

楽器を使ったことわざ

楽器を使った英語のことわざは、音楽と人生を結びつけ、深い意味を持つものがたくさんあります。いくつか例を挙げ、その意味や使い方について解説します。

楽器を使った英語のことわざとその意味

  • A new song for the old tune:
    • 字面通りの意味は「古いメロディに新しい歌」ですが、比喩的に「同じことを繰り返す」「新しいことをしない」という意味になります。
  • To fiddle while Rome burns:
    • 直訳すると「ローマが燃えている間、バイオリンを弾く」という意味で、深刻な事態なのに、どうでもいいことに気を取られている様子を表します。
  • To play second fiddle:
    • 直訳すると「第二のバイオリンを弾く」という意味で、誰かの陰に隠れ、脇役を務めることを意味します。
  • To strike a chord:
    • 直訳すると「琴線に触れる」という意味で、誰かの心に響く、共感を得るという意味になります。
  • To blow one’s own horn:
    • 直訳すると「自分のトランペットを吹く」という意味で、自画自賛する、自慢するという意味になります。

これらのことわざを使うシチュエーション

  • A new song for the old tune:
    • いつも同じことを繰り返す友人に「You’re always singing the same old tune.」と言うことができます。
  • To fiddle while Rome burns:
    • 大変な問題が起こっているのに、何事もなかったかのように過ごしている人に「You’re just fiddling while Rome burns.」と言うことができます。
  • To play second fiddle:
    • いつも誰かの陰に隠れてしまう人に「You always play second fiddle to your sister.」と言うことができます。
  • To strike a chord:
    • 自分の話を聞いて共感してくれた相手に「I’m glad I struck a chord with you.」と言うことができます。
  • To blow one’s own horn:
    • 自慢話をしている人に「Stop blowing your own horn.」と言うことができます。

その他

楽器を使ったことわざは、文化や時代によって様々なものがあります。英語圏だけでなく、他の言語でも、楽器に関連した面白いことわざがたくさん存在します。

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