日本人にとってあまりなじみのない品詞である前置詞
「for」のイメージをつかむことで前置詞を身近に感じることができる。
前置詞「for」のイメージは、ゴールや目標にたどり着くかわからないが…
下の絵を参考にしていただきたい。
forの意味を調べると
さっそくforの意味を調べてみよう
意味・対訳
…のために、…にとって、…を記念して、…にちなんで、…の名を取って、…に与えるために、…あての、…へ向かって、…へ行くために、…に入場するために
身体的な行動に関係なく心の動きにも利用できる
(例)I bought a gift for you. (私はあなたのためにギフトを買いました。)
こちらの例文は、実際にあなたに買ったのか買ってないのか、果たして渡したのかが不明確であるが、心の動きとして相手のことを考えて(想い)、ギフトを買ったことを伝えている。
前置詞の「to」とは大きく異なっている。
(例)I gave the gift to you. (私はあなたにギフトを渡しました。)
こちらの例文を見ると、相手にギフトを(確実に)渡した行動がイメージされる。
前置詞 to のイメージとは | てばっち教育研究所 (tebatch.com): 【5分で確認】【前置詞:文法】前置詞「 for」のイメージをつかめ!for を使った熟語
- allow for~: ~を考慮に入れる
- answer for~: ~に責任を負う
- buy A for B: AをBのために買う
- cook A for B: AをBのために料理する
- make A for B: AをBのために作る
- for a rainy day: まさかのために
- look out for~: ~に気をつける
- look for~: ~を探す
- prepare for~: ~に備える
- provide for~: ~に備える、~を養う
どの熟語にも共通する「for」のイメージは「~に向かう(途中である)」ということである。
例えば
look for の場合
look 見る(目玉を動かす動作)+ for 向かう(途中である)
目玉をきょろきょろさせゴール(目的)に向かう途中である。
(例)I am looking for my watch. (私は時計を探しています。)
の場合
私は、時計に向かって(途中である)目玉をキョロキョロさせている状態である。
このことから
「私は、時計を探しているところです。」という意味になる。
前置詞「for」のイメージをつかみ
熟語やイディオムを楽しく身に着けたいものである。