「by」以外の前置詞を用いる受動態(まとめ)

動作をする主体の前にby以外の前置詞「at,with,inなど」をつけるのは、 be動詞の次の過去分詞が形容詞となって、状態を表す場合である。過去分詞がこのようにつ合われても、動作主の存在が大きく感じられた場合には「by」を用いる。

感情表現

英語では「興味を持った、驚いた」などの「感情表現」については受動態で表現する。

例文

・I was surprised at that news.

(私は、そのニュースに驚いた。

・I‘m interested in speaking English.

(私は、英語を話すことに興味があります。

その他の慣用句的な表現について

・The car is covered with snow.

(その車は、雪で覆われている。

・A large circle was drawn with a red marker.

(赤いマーカーで、大きな円が描かれている。

・The Mt. Fuji is known to people all over the world.

(富士山は、世界中の人々に知られている。

・The man was caught in a sudden shower at that time.

(その男性は、その時にわか雨に見舞われた。

・He was engaged in driving.

(彼は、運手に従事していた。

・The woman was dressed in a red dress.

(その女性は、赤いドレスを着ていた。)

・I am satisfied with the score.

(私は、その得点に満足している。

従位節の主語を文の主語とした受動態について

従位節の主語を主節の主語として受動態にする場合がある。

①「say,think,belieave」などの場合

(能動態)I think that he tells a lie.

(受動態)It is thought that he tells a lie

(受動態)He is thought to be told a lie.

(彼は、嘘をついていると思われている。)

(能動態)Many people said that the boy was smart.

(受動態)It was said that the boy was smart.

(受動態)The boy was said to be smart.

(その男の子は、賢いと言われていた。)

②「seem,appear,happen」などの場合

(能動態)It seems that the boy has been told a lie.

(受動態)The boy seems to have been told a lie.

(その男の子は、嘘をつかれているらしい。)

「能動態」よりも「受動態」の方が口語的である。

句動詞の受動態(まとめ)=発展=

 句動詞の受動態のポイントは、句動詞としてまとまって他動詞の働きをするので、「1つのまとまった動詞」として扱うことにある。

「他動詞+副詞」を受動態で表現する場合

例文

(能動態)The CEO put off the meeting.

(受動態)The meeting was put off by the CEO.

(この会議は、CEOによって延期された。)

(能動態)The students picked up the flowers.

(受動態)The flowers were picked up by the students.

(その花は、生徒たちによって拾い上げられた。)

句動詞の受動態(まとめ)=発展= | てばっち教育研究所 (tebatch.com): 「by」以外の前置詞を用いる受動態(まとめ)

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