【受動態:文法】第三文型とは?第三文型の受動態を学び表現を広げよう!(練習問題付き)

文型とは?


文型とは、英語の文を構成する基本的な要素の並び方のことです。英語の文は、大きく分けて5つの文型に分類できます。これらの文型を理解すると、英文の構造を正確に把握でき、より複雑な文を読み書きできるようになります。

文型の主要な要素

文型を構成する主な要素は、以下の5つです。

  1. S (Subject): 主語。誰が、何が、という文の主体。
  2. V (Verb): 動詞。主語の動作や状態を表す。
  3. C (Complement): 補語。主語や目的語を説明する。
  4. O (Object): 目的語。動詞の動作を直接受ける人や物。
  5. M (Modifier): 修飾語。文の他の要素を修飾し、意味を補足する。文型には直接影響しないため、括弧でくくられることがあります。

5つの基本文型

第一文型 (S + V)

主語と動詞だけで意味が通じる文型です。動詞には自動詞が使われます。

  • Birds fly. (鳥は飛ぶ。)
  • The sun shines. (太陽は輝く。)
  • I run (every morning). (私は走る。)

第二文型 (S + V + C)

主語と動詞、そして主語を説明する補語で構成されます。動詞には、主語と補語をつなぐ役割のbe動詞や**状態動詞(become, look, sound, smellなど)**が使われます。

  • She is a doctor. (彼女は医者です。)
  • The food smells delicious. (その食べ物はおいしそうな匂いがする。)
  • He became a famous actor. (彼は有名な俳優になった。)

第三文型 (S + V + O)

主語、動詞、そして動詞の動作を受ける目的語で構成されます。動詞には他動詞が使われます。

  • He plays soccer. (彼はサッカーをする。)
  • I bought a new book. (私は新しい本を買った。)
  • She speaks English. (彼女は英語を話す。)

第四文型 (S + V + O + O)

「誰に何を」という、二つの目的語を持つ文型です。一つ目の目的語は間接目的語(人)、二つ目の目的語は**直接目的語(物)**です。

  • He gave me a book. (彼は私に本をくれた。)
  • I bought her a present. (私は彼女にプレゼントを買ってあげた。)
  • She told him a story. (彼女は彼に物語を話した。)

第五文型 (S + V + O + C)

主語、動詞、目的語、そして目的語を説明する補語で構成されます。**「OがCであるとVする」**という形で、「O = C」の関係が成り立ちます。

  • They made him president. (彼らは彼を大統領にした。)
  • I found the news interesting. (私はそのニュースが面白いと分かった。)
  • She painted her nails red. (彼女は爪を赤く塗った。)

これらの5つの文型を理解することで、文の主要な骨格を瞬時に捉え、複雑な文も構造的に理解できるようになります。また、自分で文を作る際にも、どの要素が必要かを明確にできるため、正確な英文が書けるようになります。

第三文型について知ろう

第三文型は、英語の文型の中で最も基本的なもので、**「誰が(何が)何を〜する」**という形で、動作を行う人や物と、その動作の対象を明確に示します。

第三文型の基本構造

主語 (S) + 動詞 (V) + 目的語 (O)

  • 主語 (S):動作を行う人や物
  • 動詞 (V):主語が行う動作
  • 目的語 (O):動詞の動作を直接受ける人や物

この文型で使われる動詞は、目的語を必要とする「他動詞」です。

例文で理解する第三文型

主語 (S)動詞 (V)目的語 (O)日本語訳
Ieatan apple.私はリンゴを食べます。
HestudiesEnglish.彼は英語を勉強します。
Sheboughta new car.彼女は新しい車を買いました。
The dogchasedthe ball.その犬はボールを追いかけました。

第三文型のポイント

  1. 目的語は一つ 第三文型には、動詞の動作を直接受ける目的語が一つだけ来ます。これが、目的語が二つある第四文型との大きな違いです。
  2. 目的語は名詞、代名詞、名詞句など 目的語になるのは、名詞や名詞の働きをする語句です。
    • I like cats. (名詞)
    • She helped me. (代名詞)
    • He enjoys playing soccer. (動名詞)
    • I believe that he is honest. (that節)
  3. 受動態にできる 目的語を持つ他動詞を使う文型なので、受動態に書き換えることができます。
    • 能動態: She wrote a letter.
    • 受動態: A letter was written by her.

第三文型と似ている文型との違い

第二文型 (S + V + C) との違い

第二文型には目的語がなく、主語の状態を表す補語が来ます。

  • 第三文型: She looksa picture. (彼女は絵を見る。)
    • a picture は動作の対象(目的語)です。
  • 第二文型: She lookshappy. (彼女は幸せそうに見える。)
    • happy は主語 she の状態を表す補語です。

第四文型 (S + V + O + O) との違い

第四文型は「誰に何を」というように、目的語を二つ取ります。

  • 第三文型: He gave a gift to her. (彼は彼女に贈り物をあげた。)
    • gave の目的語は a gift の一つだけです。(to her は前置詞句)
  • 第四文型: He gave her a gift. (彼は彼女に贈り物をあげた。)
    • hera gift の二つが目的語です。

第三文型の書き換えについて知ろう

承知いたしました。第三文型(S + V + O)の書き換え、特に受動態への変換について詳しく説明します。


第三文型の基本

まず、第三文型(S + V + O)は、**「誰が(何が)何を〜する」**という形で、動詞の動作が直接目的語に向けられる最も一般的な文型です。

  • S (主語): 動作を行う人や物
  • V (動詞): 目的語を必要とする他動詞
  • O (目的語): 動詞の動作を受ける人や物

例:

  • He (S) wrote (V) a letter (O). (彼は手紙を書いた。)

受動態への書き換えの基本ルール

第三文型を受動態に書き換えることで、文の焦点を動作を受ける目的語に移すことができます。

受動態の基本形: be動詞 + 過去分詞 (Vp.p.)

書き換えの手順は以下の通りです。

ステップ1:能動態の目的語を受動態の主語にする

  • 能動態の文の「何を?」「誰を?」にあたる部分を、新しい文の主語として先頭に移動させます。
    • 能動態: He wrote a letter.
    • 受動態: A letter

ステップ2:動詞を「be動詞 + 過去分詞」に変える

  • 元の動詞の時制と、新しい主語(能動態の目的語)に合わせて be動詞 の形を決定します。
  • 動詞を過去分詞の形にします。
    • 能動態: He wrote a letter.(wrote は過去形)
    • 受動態: A letter was written.

ステップ3:能動態の主語を「by + 動作主」として加える(任意)

  • 能動態の主語は、by + 動作主という形で文の最後に加えることができます。
    • 能動態: He wrote a letter.
    • 受動態: A letter was written by him.
    注意点: 動作主が**peoplesomeone**のように特定できない場合や、重要でない場合は、by句は省略されます。

時制別の書き換え例

時制能動態 (S + V + O)受動態 (O + be動詞 + Vp.p. + by S)
現在形He eats an apple.An apple is eaten by him.
過去形She bought a book.A book was bought by her.
未来形They will build a bridge.A bridge will be built by them.
現在完了I have finished the work.The work has been finished by me.
進行形He is drawing a picture.A picture is being drawn by him.
助動詞You should read this book.This book should be read by you.

第四文型との違い(間違いやすいポイント)

第三文型と第四文型は、動詞が同じでも文型によって書き換え方が異なります

  • 第三文型:S + V + O + 前置詞 + 人
    • tofor などの前置詞が使われ、目的語は一つです。
    • 例: He gave a gift to me.(a gift が目的語)
    • 受動態: A gift was given to me by him.
  • 第四文型:S + V + O + O
    • 目的語が二つあります。**人に物を**の両方が目的語になります。
    • 例: He gave me a gift.(mea gift が目的語)
    • 受動態: I was given a gift by him.

第三文型の書き換えは、受動態の基本中の基本です。この文型での書き換えをマスターすることが、より複雑な文型を理解する上での土台となります。

目的語が名詞や代名詞の場合

目的語が名詞や代名詞の場合は「by+動作主(目的格)」で表現することができる。

一方で、目的語が「再帰代名詞(~self)」や「each other」の場合には受動態にすることができない。

例文

(正)I thought myself.

(誤)Myself was thought by me.

(自分自身のことを考えた。)

(正)Each other was supported.

(誤)They supported each other.

(彼らは互いに援助した。)

目的語が節の場合

「that」節を用いて表現される場合は、形式主語である「it」を主語において表現する場合が多い。

例文

(能動態)People say that the car is expensive.

(受動態)It is said that the car is expensive.

(その車は高価であると言われている。)

(不定詞)The car is said to be expensive. と表現することもできる。

<受動態の書き換えで注意すること(まとめ)基礎編>

能動態から受動態への書き換えによる語順の変化について

能動態の目的語が受動態の主語になり、動詞は「be動詞+過去分詞」の形となる。能動態の主語は必要に応じて「by+動作主」となる。

能動態から受動態への書き換え(基本)

(能動態) I read the book. (私はその本を読みました。)

(受動態) The book was read by me. (その本は私によって読まれました。)

書き換えの際の注意事項

①be動詞の人称や数・時制に注意する。

①be動詞の人称と数は受動態の主語に一致させること!

(能動態) Tom drives these car.

(受動態) These car are driven by Tom.

※These carは、三人称複数のため「be動詞」は「is」ではなく「are」にする必要がある。

受動態の書き換えで注意すること(まとめ)基礎編 | てばっち教育研究所 (tebatch.com): 【受動態:文法】第三文型とは?第三文型の受動態を学び表現を広げよう!(練習問題付き)

第三文型 練習問題

英文和訳 (English to Japanese)

指示: 以下の英文を日本語に訳しなさい。

  1. I like this movie very much.
  2. She wrote a letter to her friend.
  3. He speaks Spanish and Portuguese fluently.
  4. The students finished the group project yesterday.
  5. This song was written by a famous musician.
  6. The company is developing a new app.
  7. Someone has stolen my backpack.
  8. The entire document was translated into English.
  9. You should always remember their names.
  10. The doctor advised her to get more rest.

和文英訳 (Japanese to English)

指示: 以下の日本語を第三文型(S + V + O)の英文に訳しなさい。

  1. 私たちは新しい家を探している。
  2. 彼は毎日、英語を勉強する。
  3. その本は多くの人に読まれている。
  4. 彼女は新しい仕事を見つけた。
  5. 私はそのニュースを信じることができない。
  6. 誰かが窓を割った。
  7. この料理は私のおばあさんによって作られた。
  8. 彼らはその問題を解決するだろう。
  9. 彼女は私の名前を覚えていない。
  10. そのプロジェクトは明日までに完了するだろう。

解答例

英文和訳の解答例

  1. 私はこの映画がとても好きです。
  2. 彼女は友達に手紙を書いた。
  3. 彼はスペイン語とポルトガル語を流暢に話します。
  4. 生徒たちは昨日、そのグループプロジェクトを終えた。
  5. この歌は有名なミュージシャンによって書かれました。
  6. その会社は新しいアプリを開発している。
  7. 誰かが私のリュックサックを盗んだ。
  8. その書類全体が英語に翻訳された。
  9. あなたは常に彼らの名前を覚えておくべきです。
  10. 医者は彼女にもっと休むように助言した。

和文英訳の解答例

  1. We are looking for a new house.
  2. He studies English every day.
  3. The book is read by many people.
  4. She found a new job.
  5. I cannot believe the news.
  6. Someone broke the window.
  7. This dish was made by my grandmother.
  8. They will solve the problem.
  9. She doesn’t remember my name.
  10. The project will be completed by tomorrow.

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