受動態には「動作(~される。)」を表現する場合と「状態(~されている。)」を表現する場合2つの場合がある。
動作の受動態について
・The store was opened by the children.
(そのお店は、子供たちによって開店した。)
・The car got scratched by his son.
(その車は、息子に傷をつけられた。)
「get+過去分詞」は、動作の受動態を表現し、予期しないことは好ましくないことに用いられる。
状態の助動詞について
・The door was opened yesterday.
(昨日、その扉は開けられていた。)
・The shop was closed at that time.
(そのお店は、その時閉まっていた。)
「by」以外の前置詞を用いる受動態(まとめ)
動作をする主体の前にby以外の前置詞「at,with,inなど」をつけるのは、 be動詞の次の過去分詞が形容詞となって、状態を表す場合である。過去分詞がこのようにつ合われても、動作主の存在が大きく感じられた場合には「by」を用いる。
感情表現
英語では「興味を持った、驚いた」などの「感情表現」については受動態で表現する。
・I was surprised at that news.
(私は、そのニュースに驚いた。)
・I‘m interested in speaking English.
(私は、英語を話すことに興味があります。)
その他の慣用句的な表現について
・The car is covered with snow.
(その車は、雪で覆われている。)
・A large circle was drawn with a red marker.
(赤いマーカーで、大きな円が描かれている。)
・The Mt. Fuji is known to people all over the world.
(富士山は、世界中の人々に知られている。)
・The man was caught in a sudden shower at that time.
(その男性は、その時にわか雨に見舞われた。)
・He was engaged in driving.
(彼は、運手に従事していた。)
・The woman was dressed in a red dress.
(その女性は、赤いドレスを着ていた。)
・I am satisfied with the score.
(私は、その得点に満足している。)