文法を確認しよう!
不定詞の形容詞的用法とは?
不定詞(to + 動詞の原形)は、名詞を修飾する働きを持つことがあります。これを不定詞の形容詞的用法といいます。
例:
- I have a lot of work to do. (やるべき仕事がたくさんある。)
- This is a nice place to relax. (ここはリラックスできる素敵な場所だ。)
これらの文では、「to do」や「to relax」がそれぞれ「work」や「place」を修飾しており、形容詞のような働きをしています。
不定詞の形容詞的用法の役割
- 名詞を説明する:
- I need someone to help me. (私を助けてくれる人が必要だ。)
- This is the book to read. (これが読むべき本だ。)
- 名詞に目的や条件を示す:
- He has a plan to travel around the world. (彼は世界中を旅行する計画を持っている。)
- This is a machine to make coffee. (これはコーヒーを作る機械だ。)
- 未来の出来事を表す:
- She is the person to marry. (彼女こそ結婚するべき人だ。)
不定詞の形容詞的用法の種類
不定詞の形容詞的用法には、大きく分けて2つの種類があります。
- 名詞を直接修飾するタイプ:
- This is a house to sell. (これは売るための家だ。)
- 名詞の前に来る形容詞句を形成するタイプ:
- She is a woman difficult to understand. (彼女は理解するのが難しい女性だ。)
不定詞の形容詞的用法と他の用法との違い
- 名詞的用法: 不定詞が文中で名詞の働きをする。(例: To study is important.)
- 副詞的用法: 不定詞が文中で副詞の働きをする。(例: I came here to see you.)
演習問題
練習問題
以下の文の空欄に適切な不定詞を入れてみましょう。
- I have a book _____ read. (読むべき本がある。)
- This is a nice day _____ go for a walk. (散歩に行くのに良い日だ。)
- She is a person _____ trust. (彼女は信頼できる人だ。)
答え
- to read
- to go
- to trust
まとめ
不定詞の形容詞的用法は、英語の表現をより豊かにする上でとても重要な要素です。様々なパターンを練習し、使いこなせるようになりましょう。
ポイント
- 不定詞が修飾する名詞に注目する
- 不定詞が表す意味を考える
- 文脈に合わせて適切な不定詞を選ぶ