【5分で確認】【開放条件:文法・問題演習】開放条件の構成について知ろう!

英語の開放条件について

英語の「開放条件」は、open condition と訳されます。

開放条件とは?

開放条件とは、実現する可能性がある、つまり真偽がまだ確定していない条件のことを指します。

例えば、「もし雨が降ったら、ピクニックは中止だ」という文は、雨が降るかどうかはまだ分からないため、開放条件の文となります。

開放条件を表す表現

  • if + 現在時制:
    • If it rains, we will cancel the picnic. (雨が降ったら、ピクニックは中止だ。)
  • when + 現在時制:
    • When I see her, I will tell her the news. (彼女に会ったら、そのニュースを伝えるよ。)
  • as soon as + 現在時制:
    • As soon as I finish my homework, I’ll call you. (宿題が終わったら、すぐに電話するよ。)

これらの表現は、未来の出来事について、ある条件が満たされたときに別のことが起こるという関係を表します。

開放条件と仮定法の違い

開放条件と混同しやすいのが、仮定法です。

  • 開放条件: 現実の可能性があることを表す。
  • 仮定法: 現実とは異なる状況や、ありえないことを仮定する。

例えば、

  • 開放条件: If it rains tomorrow, we will stay at home. (明日雨が降ったら、家にいるだろう。)
  • 仮定法: If I were a bird, I could fly. (もし私が鳥だったら、飛べるのに。)

開放条件の例文からイメージをつかもう!

日常生活での例

  • もし時間があれば、一緒に映画に行きたいな。
    • If I have time, I’d like to go to the movies with you.
  • 雨が降ったら、家で読書しよう。
    • If it rains, we’ll read books at home.
  • 彼が来たら、教えてね。
    • Please let me know when he comes.
  • 試験が終わったら、旅行に行きたい。
    • I want to travel when I finish my exams.
  • 彼女に会ったら、これを渡してね。
    • Please give this to her when you see her.

未来の計画に関する例

  • 明日晴れたら、公園でピクニックをするつもりだ。
    • We’re going to have a picnic in the park if it’s sunny tomorrow.
  • 試合に勝ったら、みんなで祝おう。
    • If we win the game, let’s celebrate together.
  • 新しい仕事を見つけたら、すぐに君に教えるよ。
    • I’ll let you know as soon as I find a new job.

条件付きの提案や命令に関する例

  • もし手伝ってくれるなら、感謝します。
    • I’d appreciate it if you could help me.
  • もし遅刻したら、罰ゲームだよ。
    • If you’re late, you’ll be punished.
  • もし何か問題があれば、すぐに私に連絡してね。
    • Please contact me immediately if you have any problems.

少し複雑な例

  • もしもっと早く出発していれば、間に合ったのに。
    • If we had left earlier, we would have been on time. (仮定法過去完了)
  • もし明日雨が降ったら、計画を変更する必要があるだろう。
    • We’ll have to change our plans if it rains tomorrow.

ポイント

  • if, when, as soon as などの接続詞を使い、条件を表す節を作ります。
  • 主節の時制: 条件によって、主節の時制が変化します。
  • 仮定法との違い: 現実の可能性があるか、ないかによって使い分けます。

開放条件の英文法問題演習

問題

以下の日本語を、英語の開放条件の文に書き換えなさい。

  1. 明日雨が降ったら、運動会は中止になります。
  2. 試験が終わったら、旅行に行きたいです。
  3. 時間が許せば、手伝います。
  4. 彼が電話をかけてきたら、すぐに出るように。
  5. もし道に迷ったら、この地図を見てください。

少し難易度を上げる問題

  1. もしもっと勉強していれば、試験に合格できたのに。
  2. もし彼がここにいたら、助けてくれるだろう。

解答例

  1. If it rains tomorrow, the sports day will be canceled.
  2. I want to travel when I finish the exam.
  3. If I have time, I will help you.
  4. Please answer the phone as soon as he calls.
  5. If you get lost, please look at this map.
  6. If I had studied harder, I could have passed the exam. (仮定法過去完了)
  7. If he were here, he would help us. (仮定法過去)

解説

  • 問題1-5:
    • if, when, as soon as などの接続詞を使い、条件を表す節を作ります。
    • 主節の時制は、条件によって変化します。
  • 問題6-7:
    • 仮定法の問題です。現実とは異なる状況を仮定しています。

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