不定詞を否定する場合は、「to不定詞」の前に「not」を用いることで表現する「not to + 動詞の原形」
原形不定詞の場合も同様に「原形不定詞」の前に「not」を用いることで表現する「not 原形不定詞」
・I try not to sleep tonight.
(今夜は寝ないようにしてみます。)
・I cannot swim in the sea.
(私は、海で泳ぐことができません。)
・My mother made me not play the video game.
(私の母は、テレビをさせないようにした。)
「~しないように」と表現する場合は「not to + 動詞の原形」を用いるのではなく「in order not to + 動詞の原形」で表現する場合が多い。
・In order not to fail the test, we must study hard.
(テストで落第しないように、私たちは一生懸命に勉強をしなければならない。)
・Be careful not to fall.
(落ちないように気を付けて。)
※「be careful」や「take care」など相手に気を使う場合は、「not to + 動詞の原形」で表現することがある。
不定詞を修飾する副詞の位置について
一般的には、不定詞を修飾する場合は「不定詞の前後」に副詞をおく。
・He began sooner to be a doctor.
(彼は、より早く医者になりたかった。)
・I let you know corectly the answer.
(私は、答えを正確にあなたに知らせた。)
副詞が「toと動詞の原形」との間に挿入される表現があるが、「副詞で表現している箇所がわかりにくい」とされている。
・I try to really understand what you say.
(私は、あなたが言うことを本当に理解しようとしている。)
代不定詞
繰り返し同じ単語や表現で伝えることを防ぐため「to不定詞」の「to」だけ残して表現する場合がある。このことを、「代不定詞」という。
・”Try to sing a song more and more.” ”I’ll try to.”
(何度も歌を歌ってみなさい。やってみるよ。)
不定詞の基礎・基本①「to不定詞と原形不定詞」について
動詞の他に名詞や形容詞などの働きもし、主語の人称や数によって変化する動詞のことを「準動詞」といい、「不定詞、分詞、動名詞」の3種類がある。
不定詞には「to不定詞」と「原形不定詞」の2種類がある。
「to不定詞」について
「to不定詞」とは、「to+動詞の原形」の形をとるものであり、文中で「名詞」・「形容詞」・「副詞」の役割を果たす。
それぞれの用法を「名詞的用法」・「形容詞的用法」・「副詞的用法」と表現することが多い。
・I want to drink something.
(何か飲み物が欲しい。)「飲むことがしたい」
・To speak English is difficult.
(英語を話すことは難しい。)
・It is important to tell the truth.
(真実を話すことは大切である。)