<It is ~ for ( of ) A to …>について知ろう!
不定詞の意味上の主語を< for A to … >で表現することができる。
「A が~することは…である。」の意味は、<It is ~ for A to …>の構文で表現し、「~するとはAは…である。」と表現する場合には、「for」ではなく「of」が用いられる。形容詞によって「for」と「of」を使い分ける。
< It is ~ for ( of ) to …>の特徴について
<It is ~ for ( of ) to ~>には、<It is ~ that …> として書き換えて表現できるものとできないものがある。
①< It is ~ for ( of ) to …>をthat 構文として書き換えて表現できないとき
that構文として書き換えができない場合を形容詞で見分けよう!
dangerous(危険な) difficult(難しい) easy(容易な) hard(難しい) (im)possible([不]可能な) safe(安全な) tought(困難な) useless(無駄な) usual(ふつうである)
・It is dangerous for animals to live here.
(動物にとってここで生活することは危険である。)
この分において、「危険であること」と「生活すること」が密接に関係しており、<It is ~ that …>構文を用いて表現することは少ない。
②< It is ~ for ( of ) to …>をthat 構文として書き換えて表現できる
for が意味上の主語として表現している場合に、that構文として書き換えて表現をすることができる!
・It is necessary for you to find a message.
= It is necessary that you ( should ) find a message.
(あなたが、メッセージを見つける必要がある。)
③< It is ~ of A to … > として表現する場合
前置詞の<of>を利用して表現する場合は、行為をする人物に対しての主観的な評価を述べることが多い。
・It is kind of you to help your mother.
(あなたが、お母さんを助けるなんて優しいのね。)
bad(悪い) bold(大胆な) brave(勇敢な) careless(不注意な) clever(賢明な) cruel(残酷な) foolish(愚かな)
honest(正直な) kind(親切な) polite(礼儀正しい) sensible(良識のある) stupid(愚かな) sweet(優しい)
wise(賢い) wrong(悪い)
「wise」や「foolish」など、事柄や人物に対して表現す場合は、意味によって「for」と「of」を使い分ける。
④< It is ~ that … >として表現するが、to不定詞構文として表現できない場合
客観的な事柄の真偽を問う場合は、to不定詞構文として表現することができない。
・It is true that Jim has been to Australia.
(ジムが、オーストラリアに行ったのは、真実である。)
certain(確かな) clear(明らかな) evident(明らかな) likely(ありそうな) ovious(明らかな)
probable(ありそうな) true(本当の)
復習しよう
<seem to ~>と<be to ~>について
<seem to~>について
①<seem to ~>は、「~のようだ」という意味で1つのまとまった形で表現されることが多い。
②<It seems that ~>のように構文として書き換えをすることができる。
③<appear to ~>のように同じ形の句として表現することができる。
<seem to ~>の構文の形
・Everyone seems to know how to answer these questions.
= It seems that everyone knows how to answer these questions.
(これらの質問に答える方法は、みんな知っているようである。)
・Tom seems to study English for the exam.
(トムは、試験の為に英語を勉強しているようだ。)
・Mike seems to be trying to cook for dinner.
= It seems that Mike is trying to cook for dinner.
(マイクは、夕食を作ろうとしているようだ。)
・Jim seems to have gone to Japan.
(ジムは、日本に行ってしまったようだ。)
・Everyone seemed to know homework.
(誰もが、宿題を知っているようだった。)
・Kumi doesn’t seem to find the key.
(クミは、鍵を見つけていないようである。)
< seem to ~ > 構文の特徴
・They seem to study hard everyday.
= It seems to study hard everyday.
(彼らは、毎日一生懸命に勉強をしているようだ。)
・There seem to be many tasks for workers.
= It seems to be many tasks for workers.
(社員には、多くの仕事があるようだ。)
・ Sara is likely to be late.
(サラは、おそらく遅れるだろう。)
・I happened to ran across my favorite actor.
(私は、お気に入りの俳優と偶然出会った)
・These vegitables appear to be eaten by bears.
(これらの野菜は、クマによって食べられているようだ。)
<appear to~>(~のようだ)・<be (un)likely to ~>(~だろう)・< happen to~>(~がおこった)など まとまった形で表現する・
<seem to ~>と<be to ~>について – てばっち教育研究所 (tebatch.com): 【5分で確認】【不定詞:文法】< It is ~ for A to …>とは?基礎基本をしっかりと確認しよう!