【不定詞:文法+問題演習】不定詞の基礎を確認しよう!不定詞とは?

不定詞とは?

不定詞とは、動詞の原形に「to」をつけたもの(to不定詞)で、名詞、形容詞、副詞のように使われることができる、とても便利な文法要素です。

不定詞の働き

不定詞は、文の中で様々な働きをします。主な働きとしては以下のものが挙げられます。

  • 名詞的用法
    • 主語: To study English is important.(英語を勉強することは大切です。)
    • 目的語: I want to go home.(家に帰りたいです。)
    • 補語: My dream is to become a doctor.(私の夢は医者になることです。)
    • 同格: I have a plan to travel abroad.(海外旅行に行く計画があります。)
  • 形容詞的用法
    • 名詞を修飾: I have a book to read.(読む本があります。)
    • 形容詞の働きをする: It is easy to understand.(それは理解しやすい。)
  • 副詞的用法
    • 目的: I came here to see you.(あなたに会うためにここに来ました。)
    • 理由: I am too tired to walk.(疲れていて歩けません。)
    • 結果: He grew up to be a doctor.(彼は成長して医者になった。)
    • 方法: She opened the door to find him sleeping.(彼女はドアを開けて、彼が寝ているのを見つけた。)
    • 時: I will call you before I go to bed.(寝る前に電話します。)
    • 条件: To understand this, you need to know the basics.(これを理解するには、基礎知識が必要です。)

不定詞の否定形

不定詞を否定形にするには、toの直後にnotをつけます。

  • I decided not to go.(行くのをやめました。)

不定詞の疑問文

疑問詞を不定詞の前に置くことで、疑問文を作ることができます。

  • I don’t know what to do.(何をすればいいのか分かりません。)
    • この場合のwhatは、不定詞to doの目的語になります。

不定詞の慣用表現

  • be to do: ~することになっている、~すべきである
  • be about to do: 今まさに~しようとしている
  • be afraid to do: ~するのが怖い
  • be glad to do: ~できて嬉しい
  • be happy to do: ~できて幸せ
  • be sorry to do: ~して申し訳ない

不定詞の基礎問題演習!一緒に解いてみましょう!

不定詞の基礎を固めるために、様々な問題に挑戦してみましょう。解答は下にありますので、自分で解いてから確認してくださいね。

問題1:次の文の( )内に適切な語句を入れなさい。

  1. I want (   ) a doctor. (医者になりたい)
  2. It is important (   ) English. (英語を勉強することは大切だ)
  3. He is too young (   ) this book. (この本を読むには若すぎる)
  4. I have a lot of homework (   ). (するべき宿題がたくさんある)
  5. She is looking forward to (   ) you again. (あなたに再び会うことを楽しみにしている)

問題2:次の日本語を英語に直しなさい。

  1. 私はピアノを弾くのが好きです。
  2. 明日、映画を見に行くつもりです。
  3. 彼女は彼に手紙を書くつもりだ。
  4. 彼は早起きするのが苦手です。
  5. この本を読むのは難しい。

問題3:次の文の誤りを訂正しなさい。

  1. I want to going to the movies.
  2. It is important study English.
  3. She is too tired to sleep.

解答

問題1

  1. to be
  2. to study
  3. to read
  4. to do
  5. seeing

問題2

  1. I like to play the piano.
  2. I am going to see a movie tomorrow.
  3. She is going to write a letter to him.
  4. He doesn’t like to get up early.
  5. It is difficult to read this book.

問題3

  1. I want to go to the movies. (to の後に動詞の原形)
  2. It is important to study English. (to の後に動詞の原形)
  3. She is too tired to sleep. (to の後に動詞の原形)

解説

  • 問題1:不定詞は、名詞、形容詞、副詞の働きをします。それぞれの文で、不定詞がどのような働きをしているのかを考えながら問題を解いてみましょう。
  • 問題2:日本語の意味をしっかりと捉え、不定詞を適切な場所に使いましょう。「~したい」「~すること」などの表現には、不定詞がよく使われます。
  • 問題3:不定詞の後に来るのは、必ず動詞の原形です。この点に注意して問題を解きましょう。

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