【3分で基礎を確認:文法編】原形不定詞の用法について

使役動詞の後に原形不定詞を用いる

①< make/ let / have + 目的語 + 原形不定詞 >

「…に~させる」を表現するときに用いる。

例文

・That behavior made him get angry.

(その行動が彼を怒らせた。)

・Please let me know what to do.

(どうすればいいのか教えてください。)

<have + 目的語 + 原形不定詞>は、「~させる」の意味があり、上の立場の人が使う場面が多い。

②<let + 原形不定詞 + 目的語>

letがgoやdropなどと結びついて、慣用句を作り、句動詞として働く形がある。

例文

・Tom let pass the oppotunity to get marry.

(トムは結婚をする機会を見逃した。)

様々な表現をおさえよう

let drop(落とす) let fall(落とす) let fry(発射する) let go(開放する) let pass(見逃す) let slip(口を滑らせる)

など

確認しよう

使役動詞の基礎を固めましょう!以下の問題に挑戦してみてください。

問題形式:空欄に適切な語句を入れなさい。

  1. 母は私に早く寝るように言った。 My mother made me [   ] to bed early.
  2. 彼は私にその本を読ませた。 He had me [   ] the book.
  3. 先生は生徒たちに教室を掃除させた。 The teacher made the students [   ] the classroom.
  4. 父は私にピアノを弾かせた。 My father had me [   ] the piano.
  5. 私は友人に窓を開けてもらった。 I had my friend [   ] the window.

解答と解説

  1. go make + 目的語 + 原形不定詞で「~に~させる」
  2. read have + 目的語 + 原形不定詞で「~に~させる」
  3. clean make + 目的語 + 原形不定詞で「~に~させる」
  4. play have + 目的語 + 原形不定詞で「~に~させる」
  5. open have + 目的語 + 原形不定詞で「~に~してもらう」

ポイント

  • make, have はどちらも「~させる」という意味ですが、ニュアンスが少し異なります。
    • make は強制的なニュアンスが強い。
    • have は依頼や手配のニュアンスが強い。
  • let も使役動詞ですが、意味は「~させる」ではなく「~するのを許可する」です。
  • 使役動詞の後に来る動詞は必ず原形不定詞です。

その他の練習問題

  • 英訳問題:
    • 私は彼に手紙を書かせた。
    • 先生は生徒たちに静かにさせました。
  • 選択問題:
    • She made me ( go / to go / going ) home early.
    • He had his car ( repair / repaired / repairing ) yesterday.

さらに学びたい方へ

  • 使役動詞の受動態:
    • I was made to clean my room. (私は部屋を掃除させられた)
  • make の特別な用法:
    • It makes me happy. (それが私を幸せにする)
  • have のその他の意味:
    • I had my hair cut. (私は髪を切った)

まとめ

使役動詞は、英語の文章を書く上でとても重要な文法項目です。この基礎問題を通して、使役動詞の基本的な使い方をマスターしましょう。

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