「to不定詞」の基本構文について

疑問詞+「to不定詞」

疑問詞の「who,which,what,when,where,how」などが「to不定詞」の前について名詞句を作る表現がある。

①主語になる場合

How to do is not as important as what to do.

(どのようにするのかということは、何をするかというほど重要ではない。)

②補語になる場合

The most important is where to live.

(最も重要なことはどこに住むかということである。)

③目的語になる場合

・Do you know what to do on Monday.

(月曜日に何をするか知っていますか。)

・I cannot think about how to grow up.

(私はどのように成長するかについて考えることができない。)

<疑問詞+to 不定詞>を目的語にとる動詞

<疑問詞+to不定詞>が他動詞の目的語になる場合がある。

例文

Do you know how I meet her?

(私は、どのようにすれば彼女と会うことができるのでしょうか。)

Do you know how to meet her?

(彼女と会う方法を知っていますか。)

<疑問詞+ to do>を目的語にとる動詞について

主語+動詞+<疑問詞+to do>の場合は、第3文型で表現する

①「どうしたらよいか」などを伝える。(Ex:show, explain,suggest,adviceなど)

I’ll explain how to move this object.

(この物体をどのように動かしたのか説明します。)

②「どのようにすればよいのか」などを知る。(Ex:ask,think,guessなど)

I should learn how to use this computer.

(このコンピューターの使い方を学ばなければならない。)

③「どのようにするか」などを決める。(Ex:decide,considerなど)

Let’s decide where to live with us.

(私たちとどこに住むか決めましょう。)

④「何をするべきか」などがわかる、思い出す。(Ex:know,remember,forget,seeなど)

I cannot remember what to say.

(何を言うべきか思い出すことができない。)

②主語+動詞+目的語+<疑問詞+to do>

間接目的語含んだ第4文型で表現する。

例文

I told him where to go.

(私は、彼にどこに行くべきか伝えた。)

She asked me what to do next.

(彼女は、私に次に何をするべきか尋ねた。)

<疑問詞+to do>と<to 不定詞>の両方とも目的をとる動詞について

①述語動詞の意味が同じもの

・My father told me how to get money .

・My father told me to get money.

(私の父は、お金の稼ぎ方を教えてくれた。)

<疑問詞+to do>を目的語とするが、<to 不定詞>は目的語としない場合

例文

(正)I explained how to drive this old car.

(誤)I explained to drive this old car.

(この古い車の運転方法を説明した。)

(正)Please show me how to get to Tokyo station.

(誤)Please show me to get to Tokyo station.

(東京駅の行き方を教えてください。)

「to不定詞」の名詞用法

主語としての用法

主語としての用法では、「~ということ」という意味で表現されることが多い。

①「It is A to B」「BということはAだ。」

It is easy to find the answer.

(答えを見つけることは、簡単だ。)

It is hard to pass the exam.

(試験に合格することは難しい。)

②「To A is B」 「Aということは、Bだ。」

To speak English is difficult.

(英語を話すことは、難しい。)

To pass the exam is hard.

(試験に合格することは、難しい。)

①のように「it」を形式主語として扱い表現することが一般的であるが、②の場合は「to不定詞」が対比的に使われたりする場合に扱うことが多い。

目的語としての用法

①他動詞の目的語

・I want to see a movie.

(映画を観たい。)

・I hope to go shopping.

(買い物に行きたい。)

他動詞の目的語に「to不定詞」を用いて表現することが多い。

未来に向かって「~したい、~しよう」と表現する場合に「to不定詞」を使って表現する。

②前置詞の目的語

・We didn’t have no option except to study abroad.

(私たちは、留学する以外に選択肢がなかった。)

「butやexcept」の後に「to不定詞を用いて表現をする。」

「butやexcept」の前に、「no [chance, option, imagination]」などを用いて表現することが多い。

補語としての用法

①主格補語

・My dream is to be rich with you.

(私の夢は、あなたと共に裕福になることだ。)

②目的補語 「S + V + O + to be」

・I believe my son to be kindness.

(書き換え)⇒I belive that my son is kindness.

(私は)、息子が優しいと信じている。)

名詞と同格の用法

<例文>

・My daughter told me desire to be a great singer.

(私の娘は、私に偉大な歌手になりたいという願望があることを話した。)

「to」の前置詞の性質上「to不定詞」は未来を表現する場合が多い。このことから、「desire(願望)、effort(努力)、hope(望み)、decision(決意)」などの未来志向の動詞との相性が良い。

「to不定詞」の用法について | てばっち教育研究所 (tebatch.com): 「to不定詞」の基本構文について

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA