不定詞の基礎・基本②「不定詞の否定・副詞の位置」

不定詞を否定する場合は、「to不定詞」の前に「not」を用いることで表現する「not to + 動詞の原形」

原形不定詞の場合も同様に「原形不定詞」の前に「not」を用いることで表現する「not 原形不定詞」

例文

・I try not to sleep tonight.

(今夜は寝ないようにしてみます。)

・I cannot swim in the sea.

(私は、海で泳ぐことができません。)

・My mother made me not play the video game.

(私の母は、テレビをさせないようにした。)

「~しないように」と表現する場合は「not to + 動詞の原形」を用いるのではなく「in order not to + 動詞の原形」で表現する場合が多い。

例文

In order not to fail the test, we must study hard.

(テストで落第しないように、私たちは一生懸命に勉強をしなければならない。)

・Be careful not to fall.

(落ちないように気を付けて。)

※「be careful」や「take care」など相手に気を使う場合は、「not to + 動詞の原形」で表現することがある。

不定詞を修飾する副詞の位置について

一般的には、不定詞を修飾する場合は「不定詞の前後」に副詞をおく。

例文

・He began sooner to be a doctor.

(彼は、より早く医者になりたかった。)

・I let you know corectly the answer.

(私は、答えを正確にあなたに知らせた。)

副詞が「toと動詞の原形」との間に挿入される表現があるが、「副詞で表現している箇所がわかりにくい」とされている。

例文

・I try to really understand what you say.

(私は、あなたが言うことを本当に理解しようとしている。)

代不定詞

繰り返し同じ単語や表現で伝えることを防ぐため「to不定詞」の「to」だけ残して表現する場合がある。このことを、「代不定詞」という。

例文

・”Try to sing a song more and more.”  ”I’ll try to.”

(何度も歌を歌ってみなさい。やってみるよ。)

不定詞の基礎・基本①「to不定詞と原形不定詞」について

動詞の他に名詞や形容詞などの働きもし、主語の人称や数によって変化する動詞のことを「準動詞」といい、「不定詞、分詞、動名詞」の3種類がある。

不定詞には「to不定詞」「原形不定詞」の2種類がある。

「to不定詞」について

「to不定詞」とは、「to+動詞の原形」の形をとるものであり、文中で「名詞」・「形容詞」・「副詞」の役割を果たす。

それぞれの用法を「名詞的用法」・「形容詞的用法」・「副詞的用法」と表現することが多い。

名詞的用法「~すること」

・I want to drink something.

(何か飲み物が欲しい。)「飲むことがしたい」

To speak English is difficult.

(英語を話すことは難しい。)

・It is important to tell the truth.

(真実を話すことは大切である。)

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